そもそもコラーゲンってどんなもの?

コラーゲンは、たんぱく質の一種です。
たんぱく質は、脂質、炭水化物と並び、三大栄養素と呼ばれ、
人間の体を構成するとても重要な成分の一つです。

コラーゲンは、皮膚や骨、腱、血管、歯や爪や髪の毛など
人間の体のほとんどの組織に存在している繊維状のタンパク質です。
体を構成する全たんぱく質の30%をコラーゲンが占めているとも言われています。

コラーゲンはアミノ酸が繋がった鎖のようなものが3本、螺旋状に絡まっている構造になっています。
現在わかっているもので27種類のコラーゲンがあり、Ⅰ型、Ⅱ型……と下記のように分類されています。



・I型コラーゲン

体内に最も大量に存在するコラーゲン。骨や皮膚を形成し、弾力性を持たせる働きがあります。

 
・II型コラーゲン

関節・軟骨に主に含まれているコラーゲン。眼の角膜、硝子体の成分でもあります。

 
・III型コラーゲン

臓器に主に含まれているコラーゲン。細い線維で、組織に柔軟性を与えます。

 
・IV型コラーゲン

皮膚の表皮と真皮をつなぎとめる役割を持った、基底膜に存在するコラーゲンです。

 
・ⅠV型コラーゲン

血管、平滑筋、胎盤に主に含まれています。I型、III型コラーゲンの含まれている組織に、極少量含まれています。

 
お肌にはとても多くのコラーゲンが存在しています。
皮膚組織の約70%がコラーゲンでできているとも言われています。 コラーゲン同士が結びつくことで、弾力のある強いコラーゲン繊維が作られているのです。

 
お肌以外にも、体のいたるところにコラーゲンは存在しているので
美肌を保つだけでなく、体の健康を支える重要な要素であると言えます。

体重53kgの女性の場合、体内コラーゲンの量は3kgにもなります。
コラーゲンには細胞と細胞を結びつけるという働きがあり、
約60兆個もあると言われている人間の細胞の一つ一つをコラーゲンが繋いでいます。
骨や内臓の内側にはコラーゲンが多く存在し、細胞や組織をつなげ、支える役割をしています。
高齢者に多い病気「骨粗しょう症」の原因は、カルシウム不足だけでなく
加齢によって体内コラーゲンが不足することも原因の一つと言われています。

コラーゲンは骨の柔軟性を保つことで強くしなやかな骨にし、脆く折れやすくなるのを防いでくれています。

 
コラーゲンは、お肌にハリを与え、美しく保つだけでなく、
骨や臓器、血管といった人間の生命を維持している組織を保つ重要な役目を担っているのです。